トクホ適正使用研究会とは
ごあいさつ
 食生活が多様化し、さまざまな食品が流通する中で、食品に含有される栄養以外の機能物質の研究が盛んになり、その物質を含有する食品で、有効性や安全性が科学的根拠に基づいていることが確認され、生理的機能や特定の保健機能を示す表示が許可されている食品のことを特定保健用食品(略称 トクホ)といいます。そのなかには血糖の上昇を抑え糖尿病を予防する、血圧の上昇を抑え高血圧を予防する、血中脂質の上昇を抑え高脂血症を予防する、体脂肪の蓄積を抑え肥満症を予防するなどの生活習慣病予防機能やお腹の調子を整えるなどの保健機能を持つ食品などが含まれています。現在認可されているトクホ約770食品がありますが、それらの認可の根拠、正しい使用法や活用方法は実際にはあまり知られていないのが現状です。

 本研究会は、トクホの適正な使用を促す正しい情報提供及び啓発を行うことを目的に設立しました。今春からスタートした特定健診・保健指導においても、「メタボ有病群」や「メタボ予備群」の人々に対し、食生活の見直し、食への意識向上を促す有効な手段として、トクホは大きな役割を示してゆくものと考えます。

 当面、本研究会の活動は以下の如くです。
1. トクホの製品データの集積
2. トクホ製品の適正な使用を促す知識の普及(根拠、使用法、疾患・医薬品相互作用、禁忌情報など)
3. 保健分野でのトクホ活用の情報提供
4. 一般生活者へ向けた、トクホを取り入れた食生活の提案

 今後、理事の方々と相談しながら、トクホ製品の適正で有用な活用法を、利用者(一般生活者)と対面する医療・保健スタッフなど関連専門職を中心に情報提供や提言活動を行って参りたいと思っています。皆様のご協力をお願い申し上げます。

理事長 井上 修二
共立女子大学家政学部長・食物栄養学科教授
2008年05月更新