産経新聞「健康ライフ」記事
(3) 中性脂肪
 メタボリックシンドロームの診断基準のひとつでもある「中性脂肪」は、血液中にあって、もともとは身体の重要なエネルギー源だが、運動不足やカロリーの高い食事を続け内臓の脂肪細胞にたまってくると、中性脂肪の分解システムが狂って、肥満や動脈硬化、引いては心筋梗塞などを起こしやすくなる。

 飽食の現代、普段からバランスの取れた食事と運動は欠かさず、特定保健用食品を上手に取り入れることが必要。特に、血中中性脂肪や体脂肪にかかわる食品成分としては、ジアシルグリセロール・中鎖脂肪酸・グロピン蛋白分解物・茶カテキン・EPA(イコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)などが挙げられる。これらの成分は、脂肪分が小腸で吸収された後、再び中性脂肪として再合成され血液中に出てくるが、その再合成をしにくくしたり、不飽和脂肪酸の一種として肝臓の機能を活発化したり、脂肪を燃えやすくするなどの働きを有している。
(2008年8月10日 産経新聞)
2008年11月更新