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小学6年時の食習慣がメタボ発症に影響
 小学6年のときに肥満だった子供は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)になるリスクが高いことが、厚生労働省の外郭団体「労働者健康福祉機構」が実施したアンケート調査であきらかになった。

 調査は、全国の労災病院勤労者予防医療センター9施設で、2006年12月から2007年8月にかけて、20?70歳の男女計約800人を対象に実施した。腹囲が男性85?以上、女性80?以上あり、高血圧、高血糖、高脂血症のうち2つ以上を有する人をメタボと判定し、検査値が正常だった人と区別した。それぞれ(1)食行動ならびに食事の嗜好、(2)幼少時の食習慣、運動習慣などについてのアンケート調査を行った。

 調査を分析した結果、(1)では男女ともに「食事は大食」、「ストレスで食べ過ぎる」、(2)では「小学校6年生時に肥満」と回答した人について、それぞれメタボ患者のメタボ発症リスクが健常者と比べ高いことが分かった。

 メタボ発症リスクは、男性で2.8倍、女性で10.1倍と、女性のリスクが特に高いことが初めて判明した。また、男女とも「小学校のとき決まったスポーツをしていた」人のリスクが高く、男性では「体育が好きだった」人のリスクが高かった。

 調査に当たった研究チームは「小学生のときの食習慣が、メタボ発症との強い相関関係を示している。子供は活発に運動しているから、たくさん食べさせてもいいだろうという考えは改めるべき。今年度から実施が義務化された特定保健指導や学童の食育の現場で食習慣の見直しを提言していきたい」と話している。

独立行政法人 労働者健康福祉機構
2008年07月更新