地場産そば粉でつくった豆腐でヘルシー志向 [長野]
2009年02月24日
 長野県宮田村の地元産食材を扱う地元企業がつくる「宮田村新食材開発プロジェクト」は、地場産のそば粉と大豆を使った豆腐「そばゆき姫」を発表した。

 村内で栽培されたルチン含有が通常のそばの3倍という品種「サンルチン」と、地場産の大豆「ナカセンナリ」を使用し、おからが出ない独自製法により大豆とそばの栄養やうま味を凝縮したとしている。

 ルチンはフラボノイドの一種で、毛細血管の透過性を抑える作用があることから「高血圧を改善する」、「毛細血管を強化する」などといわれている。長野県は「信州そば」で知られるそばの生産地で、機能性をもたせたそば品種の育成と、それを使った食品の開発に着目している。サンルチンは地元企業と信州大学大学院農学研究科の研究者らが共同開発した品種で、濃一号や牡丹そばなどの通常の品種に比べ3倍のルチンを含んでいる。

 一般的な豆腐の加工工程では大豆から豆乳を取ったあとの絞りかすである「おから」を取り除くが、おからには大豆の皮や胚芽、食物繊維などが含まれている。「そばゆき姫」は大豆を煮る過程でそば粉を加え、おからを出さない独自の製法で作る。開発費の半額を県地域産業活性化基金からの助成を受け開発した。

 硬くなりがちなそば豆腐を柔らかな口当たりにし、デザート感覚で食べられるように仕上げた。プロジェクトでは、地域の食材を使った食品を「宮田ブランド」として全国発信し地域貢献や地産地消につなげたい考えで、健康食品としてもPRしている。

宮田村新食材開発プロジェクト

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