健康食品の市場は1兆2300億円 民間調べ
2008年12月26日
 民間調査会社の富士経済は、「健康志向食品・飲料」の市場規模予測を発表した。2008年は1兆2282億円(前年比0.4%減)と推計。

 調査では、生活習慣病の予防などの効果が期待できる食品から、健康に良いイメージのあるものまで幅広く予測。2008年は特定健診・保健指導がスタートし、メタボリックシンドロームへの社会的な関心は高まったが、大型のヒット商品は少なく、2007年の1.4%増からマイナスに転じるとしている。

 全体の22.5%を占めもっとも構成比の高い「整腸効果」は売り上げを伸ばしているが、12.2%を占める「生活習慣病予防」や、「ダイエット」などの実績の減少が要因として挙げられている。

 生活習慣病のリスクを低減させる高血圧予防、血糖値改善、コレステロール値改善、中性脂肪抑制などの機能を訴求した特定保健用食品(トクホ)などは、前年比4.8%減の1497億円と推計。

 甘味料や健康機能油は多くの品目で店頭での取り扱いは増加しているが、「メタボ対策の需要の恩恵を受けていない」という。一方で、糖類・糖質ゼロのアルコール飲料といった一般加工食品は実績が伸びている。

(株)富士経済
Copyright ©1998-2009 Soshinsha. 掲載記事・図表の無断転用を禁じます。
©2008-2009 トクホ適正使用研究会