杜仲葉の成分にメタボ改善の効果
2008年08月18日
 小林製薬は、杜仲葉に含まれる成分が、内臓脂肪などの脂肪蓄積を抑制する効果があるという研究成果を発表した。三重大学医学部との共同研究によるもので、8月に東京で開催された「日本杜仲研究会第3回定期大会」で発表した。

 研究では、杜仲葉による内臓脂肪抑制効果は、杜仲葉に含まれるアスペルロシドが中心的な役割を担っていることを動物実験で確かめた。杜仲葉配糖体は杜仲葉に含まれる成分で、その一種であるイリドイド配糖体のひとつがアスペルロシド。

 実験では、マウスにアスペルロシドなどを添加した高脂肪食を30日間摂取させた後に、計測システムを用いて呼吸代謝を計測した。その結果、呼吸によるエネルギー産出の際に、アスペルロシドを摂取させたマウスで脂質をエネルギー源として使う効果が高いことを確かめた。アスペルロシドにより内臓脂肪が抑制されたため、体重の増加も抑えられていた。

 今後はヒトを対象に、杜仲葉の成分の脂質代謝向上や内臓脂肪を抑制する作用を解明する研究を続ける予定。

小林製薬(株)
(T)