疲労の度合いを数値化する指針 日本疲労学会
2008年02月19日
 日本疲労学会は、病的疲労をともなわない人の肉体疲労の程度を数値化して示す「臨床評価ガイドライン」を初めて発表した。

 ガイドラインは肉体疲労に対する特定保健用食品(トクホ)の医学的な有効性・安全性を検討するためのもので、疲れている人たちをトクホを利用した群と、利用しなかった群に分け、効果を比較検討する。

 よく「からだを動かしたので疲れた」、「仕事が大変で疲れた」などといった言い方をするが、疲労の程度をあらわすときはその人の疲労感に頼ることが多く、これまで疲労度を客観的に知る方法はなかった。

 評価方法として、次の方法が考えられている。
  1. エルゴメーター(自転車こぎ)運動による身体能力テスト
     全力で10秒間自転車こぎをしたときの最大回転数をみたり、負荷強度を3段階に設定し3分間ずつ3回自転車こぎを行い、最大心拍数の75%となる負荷強度を判定する。

  2. 疲労感を記入していくテスト
     検査用紙に記されたいくつかの質問で、直線の左端の「疲れを全く感じていない最良の感覚」から右端の「何もできないほど疲れきった最悪の感覚」のあいだに自分で×を記入していき、判定する。

  3. 生理学的評価
     指先の脈拍で自律神経機能をみる「加速度脈波法」など。

  4. 生化学的評価
     血液や尿、唾液をみる。唾液では、アミラーゼ、クロモグラニンA、コルチゾールを検査する。

日本疲労学会
  -抗疲労臨床評価ガイドライン
  -疲労感の評価方法
  -疲労感VAS検査方法
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